北陸電力送配電、富山市上下水道局への電力スマートメーターを活用した水道遠隔検針を開始

北陸電力送配電、富山市上下水道局への電力スマートメーターを活用した水道遠隔検針を開始

北陸電力送配電株式会社は、同社が提供している「IoT 用通信回線サービス」が、富山市上下水道局が行う水道スマートメーター検針実用試験に採用されたと発表しました。

同社は、電力スマートメーター用通信システムを活用した「IoT 用通信回線サービス」を提供しており、電気・水道・ガスの共同検針を通じた地域インフラの効率的な運用支援に取り組んでいます。

今回、同社の「IoT 用通信回線サービス」が採用されたのは、富山市上下水道局が8月から実施する水道スマートメーター検針実用試験で、富山県内の自治体で採用されるのは、今回が初めてとなります。今回の実用試験は、富山市が水道を供給する富山市山田鎌倉地区 14 世帯に同社の無線通信端末を接続した水道スマートメーターを取り付け、取得した検針データを、電力スマートメーター通信網を介して富山市上下水道局へ伝送するものです。

これにより、富山市上下水道局の「検針業務の効率化」や「漏水早期発見による断水防止」、「降雪期における検針困難地区の解消」などに貢献していきます。

また、今回のサービス提供をきっかけに、他自治体へも同水道遠隔検針サービスを展開するなど、地域の課題解決に貢献していきます。また、同社は、送配電設備等持ち得る経営資源を最大限活用した新サービスや新規事業など事業領域の拡大に向けて挑戦します。


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