LNG(液化天然ガス)|化石燃料調達の専門用語

LNG(液化天然ガス)
LNG = Liquefied Natural Gas(液化天然ガス)。液化天然ガスは、天然ガスを-162℃まで冷却し液化させたものです。

LNG は、メタンを主成分とする天然ガスを、冷却した無色透明の液体、液化天然ガスのことです。天然ガスは、大気圧下でマイナス 162℃まで冷却すると液体になり、体積が気体のときの 600 分の 1 になります。この特性を利用して、LNGタンカーで大量の天然ガスを輸送することができます。なお、日本で供給されているLNGは、ほぼ全量が海外から輸入されています。

LNG は、発電や都市ガスの原料として利用されています。LNG は重油・灯油に比べ燃焼性が良く、CO2排出量が非常に少ないため、環境性能が優れています。また、単位熱量あたりのCO2排出係数が原油、LPガス、都市ガスと比較して最も低く、クリーンな燃料です。






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