沖縄県うるま市「中城バイオマス発電所」、営業運転を開始

中城バイオマス発電所

沖縄うるまニューエナジー株式会社は、2019年5月から中城バイオマス発電所の建設を進めてきましたが、2021年7月20日より営業運転を開始しました。

本発電所は、発電出力49,000㎾の発電を行うものであり、沖縄県内最大の木質バイオマス専焼の発電所となります。

本発電事業は、イーレックスを中心に共同出資者全員で発電所運営を行い、イーレックスはバイオマス燃料の調達・供給、九電みらいエナジーは発電所の技術的サポート、東京ガスエンジニアリングソリューションズは発電所の運転を担うなど、各社の強みを活かした安定的な事業運営を行います。

共同出資会社一同は、本事業を安全かつ安定的に運営するとともに、国内における再生可能エネルギーを活用した事業を積極的に推進することで、脱炭素社会の実現に貢献します。



◆ 会社概要、発電所概要 ◆
事業主 沖縄うるまニューエナジー株式会社(2017年7月設立)
出資会社及び出資比率 イーレックス(株)・・・44.8%
九電みらいエナジー(株)・・・20.0%
トーヨーカネツ(株)・・・10.0%
沖縄ガス(株)・・・6.8%
(株)九電工・・・4.5%
東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)・・・2.7%
その他地元企業等5社・・・11.2%
発電所名 中城バイオマス発電所
所在地 沖縄県うるま市中城湾港新港地区工業団地内
定格出力 49,000 kW
年間発電量 約350,000MWh 一般家庭約11万世帯分の年間消費電力に相当※1
CO2削減効果 約 27万 t-CO 2/年(推定)※2
主燃料 パーム椰子殻(PKS)、木質ペレット
営業運転開始日 2021年7月20日

※1 1世帯当り 247.8kWh/月(2015年度)で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」
※2 沖縄電力㈱の CO2排出係数「0.787kg-CO2 / kWh」(2019年度)を使用

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