関西電力、福岡県苅田町のバイオマス発電所の営業運転を開始

福岡県苅田町のバイオマス発電所

関西電力は、同社グループが2019年6月からバイオマスを燃料とする「かんだ発電所」の建設を進め、本日、営業運転を開始したと発表しました。同社グループにおいて、関西エリア以外でのバイオマス専焼発電所※1 の営業運転開始は初めてとなります。

バイオマス発電は、大気中のCO2を吸収しながら成長する植物に由来する燃料を使用するため、カーボンニュートラルな発電方法と考えられています。

「かんだ発電所」は、年間発電量が約5億kWhであり、一般家庭に換算して約16万世帯分※2 の使用量に相当します。

関西電力グループは、「ゼロカーボンビジョン2050」で取組みの柱に掲げる「サプライサイドのゼロカーボン化」に向けて、再生可能エネルギー電源の普及・拡大に取り組み、ゼロカーボン社会の実現に貢献します。

※1: バイオマス燃料のみを燃料としている発電所。
※2: 当社従量電灯Aの平均的なモデルの使用量を260kWh/月として算定。



◆ かんだ発電所の概要 ◆
発電所名 かんだ発電所
事業者 バイオパワー苅田合同会社(関西電力100%出資)
※2017年11月設立
所在地 福岡県京都郡苅田町新松山1丁目2番
発電出力 約75,000kW
発電電力量 約5億kWh/年
燃 料 海外バイオマス燃料(木質ペレット等)
敷地面積 約5万㎡
売電先 九州電力送配電株式会社

◆ 所在地 ◆

福岡県苅田町のバイオマス発電所

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