九州電力、大分県九重町・泉水山北部地域で地熱資源調査を実施へ

九州電力、大分県九重町

九州電力は、国産エネルギーの有効活用及び地球温暖化対策面で優れた電源である地熱発電の開発、導入に向け、大分県九重町(ここのえまち)に位置する「泉水山(せんすいさん) 」の北西側(以下「泉水山北部地域」)において地熱資源調査を実施すると発表しました。

同社は、大分県九重町の 「 地熱資源の保護及び活用に関する条例 」 に基づき、九重町に対して地熱資源調査の申し入れをおこなっていました。その後、「 九重町地熱発電事業検討委員会 」 の審議を経て、2022 年 3 月 10 日 に同町から同意書(3月4日付)の交付を受けました。

今後は、調査に必要な法手続き等を実施した上で、地下構造を把握するための地表調査及び周辺温泉等のモニタリング調査を行う予定です。また、調査の結果、地熱資源が期待できる地下構造が確認された場合には、調査井掘削による地熱資源確認の検討を進めます。

同社は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、地熱開発を推進します。

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