三井住友建設、香川県坂出市の水上太陽光発電所が完成

三井住友建設

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄)は、香川県坂出市で建設を進めてきた「蓮池水上太陽光発電所」が完成し、3月2日に竣工式を執り行ったと発表しました。

同発電所は、農業用ため池にて自社開発の水上太陽光フロートシステム「PuKaTTo(プカット)」を利用した発電所で、固定価格買取制度(FIT)を活用して発電出力の全量を2021年4月より売電します。「平木尾池水上太陽光発電所(2017年完成)」「女井間池水上太陽光発電所(2019年完成)」(いずれも香川県木田郡三木町)に続く、同社3件目となる水上太陽光発電所運営事業となります。

■ 施設概要
 施設名称: 蓮池水上太陽光発電所
 所在地 : 香川県坂出市川津町字西又5808 蓮池(農業用ため池)
 事業者 : 三井住友建設株式会社
 施工会社: 美樹工業株式会社
 発電出力: 1,957kw(パネル出力)
 事業期間: 2021年4月〜2041年3月(20年間)

■ これまでの経緯
同社の水上太陽光発電の取り組みは、2014年に香川県農政水産部農村整備課より委託されたフロートを用いたため池での太陽光発電の実証実験から始まりました。その後、2015年には水上太陽光発電用フロートを自社開発して販売を開始。今回完成した蓮池水上太陽光発電所を含めてこれまでに国内7件、海外5件の採用実績があります。

■ 今後の展開
三井住友建設は「中期経営計画2019-2021」における基本方針の1つとして、『事業領域の拡大』を掲げています。再生可能エネルギー事業を中心とした新規事業の拡大を実現するため、自社発電事業を推進します。

加えて、同社が経営理念として掲げる「地球環境への貢献」の一環として、本事業を通じて地球温暖化対策(CO2排出削減)に貢献します。

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