【ENEOS】
ENEOS(社長:大田 勝幸)が2019年5月に米国子会社のENEOS Power USA LLCを通じて15%の権益を取得したサウスフィールドエナジー天然ガス火力発電所が、商業運転を開始しました。
本発電所は、米国オハイオ州コロンビアナ郡に位置する出力約118万Kwの高効率ガスタービンを採用した最先端の低炭素天然ガスコンバインドサイクル方式の発電所です。本発電所において発電された電力は、米国最大の卸電力市場であるPJM InterconnectionLLCを通じて、米国北東部に供給されます。
現在、地球温暖化問題への対応として脱炭素化が世界的潮流となる中、天然ガス火力発電は、出力調整によって電力需給バランスを安定させる機能を持つことから、再生可能エネルギー由来の電力を補完し、電力の安定供給維持に貢献します。また、原料である天然ガスは化石燃料の中で最も低炭素であることから、脱炭素化を段階的に進める上で、重要な役割を果たします。
同社は、本発電所への出資を通じ、需要が見込める北米市場での販売による新たな収益源を確保するとともに、最先端技術を用いた低炭素かつ競争力の高い発電所運営に関するノウハウを培い、国内における効率的な発電所運営に活用します。また、東南アジアなど海外での更なる発電事業の展開に向け、自由化で先行する米国電力市場での販売、パートナーとの関係構築といった海外発電事業に関する知見および実績の蓄積を図ります。
ENEOSは、本事業をはじめ国内外での電気事業の取り組みを推進し、最適な電源ポートフォリオの構築による当社電力事業の供給安定性・収益性の向上を目指します。
発電所名 | サウスフィールドエナジー天然ガス火力発電所 |
所在地 | 米国オハイオ州コロンビアナ郡 (ピッツバーグから北西に約50km) |
出力 | 約118万 kW |
発電方式 | 天然ガスコンバインドサイクル発電 (ガスタービン:General Electric 社製) |
燃料/供給 | 天然ガス/米国内シェールガス田からの調達 |
売電先 | PJM Interconnection LLC (米国最大の卸電力市場) |
出資者 | ENEOS Power USA LLC RS Global Capital Investment LLC(株式会社日本政策投資銀行・出光興産株式会社による共同出資) 九州電力株式会社 中国電力株式会社 四国電力株式会社 AP South Field Holdings LLC NH Amundi 社 PIA Asset Management 社 |
所在地 | 米国 デラウェア州 |
設立日 | 2019年3月27日 |
株 主 | ENEOS Holdings(U.S.A.)INC. (ENEOSホールディングス100%子会社) |

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