【沖縄電力】
沖縄電力は、10月29日に宮古第二発電所6・7号機の営業運転を開始したと発表しました。
同社は、宮古島系統における電力需要増および今後予定されている老朽化発電設備廃止後の供給力確保に向け、2019年10月より宮古第二発電所6,7号機の増設工事を進めてきました。
沖縄本島を除く10の離島系統では、主に重油によるディーゼル機関により電力を供給していますが、今回営業運転を開始した6・7号機(発電出力各12,000kW)は、デュアルフューエル機関※ を採用し、これまでの重油に加えて天然ガスでも発電が可能となります。
今後、宮古島系統においては、老朽化発電設備廃止までの間、両機を含め合計11台の発電設備(総設備容量99,500kW)で供給を担うことになります。
沖縄電力は、沖縄のエネルギーを支える事業者として、引き続き沖縄地域における安定供給に取り組みます。
※二元燃料(重油専焼、ガス専焼)で運用可能なエンジン
機関種類 | V型単動4サイクル過給機・空気冷却器付デュアルフューエル機関 |
機関型式 | 川崎-MAN 12V51/60DF (メーカー:川崎重工業㈱) |
発電機型式 | NTAKL-RCP(メーカー:西芝電機㈱) |
出 力 | 各 12,000kW |
回転数 | 514 rpm |
燃料の種類 | C重油、天然ガス |
<デュアルフューエル機関導入の背景>
離島で天然ガスを利用する環境が整った場合に、離島の環境対策やエネルギーセキュリティーを高める観点から、宮古第二発電所6・7号機には重油と天然ガスの両方を活用できるデュアルフューエル機関を採用。同機関の採用は事業用発電設備としては国内初となる。なお、宮古島を含め、離島における天然ガスの利用は検討段階であり、利用時期は未定。

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