九州電力、ウズベキスタン共和国のガス火力発電事業に参画

ウズベキスタン

九州電力は、九電グループである株式会社キューデン・インターナショナルが、フランス電力、カタール国ネブラスパワー、双日株式会社と共同で、中央アジアのウズベキスタン共和国において、ガス火力発電事業に参画したことを発表しました。

同事業は、ウズベキスタン共和国シルダリヤ地区において、総出力約160万kW(持分出力約23万kW)の天然ガス火力発電設備を新設し、25年間にわたり電力を発電・供給します。これにより、温室効果ガス排出削減目標達成に向け、老朽発電設備を高効率ガス火力に置き換える同国の方針に貢献します。

また、同事業は、九電グループ初の中央アジアにおける電力事業であり、今回の参画により海外発電事業の持分出力は約291万kW(注1)となる予定です。

(注1)営業運転前の参画案件を含んだ値

九州電力は、今後も、これまで培った高い技術力や豊富な経験を活用し、2030年の海外発電事業の持分出力目標500万kW達成を目指し、事業開発に取り組みます。



所在地

所在地


事業概要
項 目 内 容
発電所所在地 ウズベキスタン共和国 シルダリヤ地区 (首都タシケントの南約 150km)
発電方式 ガスタービンコンバインドサイクル発電
発電出力 約 160 万 kW(持分出力約 23 万 kW)
事業方式 BOT (Build, Operate and Transfer)方式
売電先 ウズベキスタン国家電力網 (JSC National Electric Grid of Uzbekistan)
燃料供給 天然ガス(ウズベキスタン国家電力網による供給)
事業会社 “ENERSOK” Foreign Enterprise Limited Liability Company (ウズベキスタン・タシケント)
出資者※1 株式会社キューデン・インターナショナル(14.3%)、 EDF※2(33.3%)、ネブラス※3(33.3%)、双日株式会社(19.0%)

※1 株主共同持株会社 NEKS ENERGY B.V.(オランダ)を通じて出資予定
※2 フランス電力:仏最大の電力会社
※3 ネブラスパワー:カタール政府系企業2社が 100%保有し、国外の電力事業投資を専門とする企業



事業スキーム概要

事業スキーム概要

九州電力のホームページへ





【 過去記事 】 火力発電所


【 最新記事 】 火力発電所