九州電力と西部ガス、「ひびき発電合同会社」を設立

ひびき発電合同会社

九州電力株式会社(代表取締役社長執行役員:池辺和弘)および西部ガス株式会社(代表取締役社長:道永幸典)は、北九州市響灘地区におけるLNG(液化天然ガス)を燃料とした発電所の開発に向け、実施主体となる「ひびき発電合同会社」を設立したと発表しました。

今後、本事業会社が主体となり発電所の開発を進め、2023年初頭に工事を開始し、2025年度末の運転開始を目指します。なお、工事にあたっては、地域の皆様の安全・安心の確保に努めます。

両社は本発電所の開発により、九州地域における低・脱炭素社会の実現と電力の安定供給に貢献します。



◆ 会社概要 ◆
名 称 ひびき発電合同会社
本店所在地※ 福岡市中央区天神二丁目8番36号
代 表 阿辺 政司
設立日 2022年4月1日

ひびき発電所の概要
発電方式にCO2排出量が少ない最新鋭のコンバインドサイクル を採用し、カーボンフリー燃料(水素等)の活用を視野に入れた設備です。

このため、同発電所の開発により、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、九州地域の発電設備の低・脱炭素化を進めることが可能となります。

※ ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた高効率の発電方式



◆ 発電所の概要 ◆
名 称 ひびき発電所
建設予定地 北九州市若松区向洋町(ひびきLNG基地の隣接地)
開発規模 62 万 kW × 1基
発電方式 ガスタービンコンバインドサイクル方式
(ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた高効率の発電方式)
燃 料 LNG(Liquefied Natural Gas:液化天然ガス)
熱効率 約64%(低位発熱量基準)
工事開始 2023年1月(予定)
営業運転開始 2025年度末(予定)

西部ガスのホームページへ





【 過去記事 】 火力発電所


【 最新記事 】 火力発電所