【九電みらいエナジー】
九電みらいエナジーは、「唐津・鎮西ウィンドファーム」の竣工式を執り行ったことを発表しました。同風力発電所は、先月、営業運転を開始したものです。
同発電所は、佐賀県唐津市の東松浦半島に発電出力 3,400kW の風車を8基(合計 27,200kW)設置しており、同社として3箇所目(子会社含む)、運転開始時点で県内最大規模となる陸上風力発電所です。また、風車の全高は 133.5m、ブレード(翼)の長さは 53m で、1基あたりの発電規模は九電グループ最大です。
竣工式には、ご協力いただいた地元の皆さまや事業関係者等、約 40 名の方にご出席いただき、唐津市の脇山副市長からは「自然由来の再生可能エネルギーである風力を利用した発電は、化石燃料の消費を減らすとともに二酸化炭素の排出を削減し、更には地球温暖化防止につながるため、唐津市でも積極的に導入を図っているところ。本発電事業も、再生可能エネ
ルギーの先進地として唐津市を大いに PR できる絶好の機会の一つと捉えている」と大変有難いお言葉を賜りました。
施主代表挨拶では、九電みらいエナジー・代表取締役社長の水町氏が、これまでご尽力いただいた全ての関係者の皆さまに感謝申し上げるとともに「1基1基完成していく風車の姿を見て、大きな達成感と同時に、これから長きにわたり安全に発電を継続していくという責任を改めて感じた。この地域の資源・恵みである風のエネルギーをしっかりと電気に変えることで、この地域が地球温暖化防止に一役買っているということを皆さまに実感していただければ、我々の大きな励みになる。皆さまに『九電みらいエナジーの風車ができてよかったね』と言っていただけるように、そして地域のシンボルの一つとして認めていただけるように努めてまいりたい」と意気込みを述べました。
同社は、引き続き地域の皆さまのご理解を得ながら、本発電所を安全かつ長期安定的に運営するとともに、再生可能エネルギー資源を活かした事業を積極的に推進することで、持続可能な循環型・低炭素社会、そしてカーボンニュートラルの実現に貢献します。
竣工式の様子
※前列右から4番目:唐津市副市長 脇山 行人氏
5番目:九電みらいエナジー 代表取締役社長 水町 豊 氏
事業者 | 九電みらいエナジー株式会社 |
発電所名 | 唐津・鎮西ウィンドファーム |
所在地 | 佐賀県唐津市鳩川、湊町、屋形石、鎮西町八床 |
発電出力 | 27,200kW(3,400kW の風力発電機を8基設置) |
年間発電電力量 | 約 5,200 万 kWh/年※1 (一般家庭約 17,000 世帯分の年間消費電力に相当) |
CO2 排出抑制効果 | 約 19,000t-CO2/年※2 |
着 工 | 2020 年8月 28 日 |
運転開始 | 2021 年 11 月2日 |
※1 1世帯当り 247.8kWh/月(2015 年度)で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」 ※2 九州電力㈱の CO2 排出係数「0.370kg-CO2 / kWh」(2019 年度)で算出
発電所の所在地・全景
単機出力 | 3,400kW |
ブレード長 | 53m |
ロータ直径 | 108m |
ハブ高 | 79.5m |
全 高 | 133.5m |
メーカー | シーメンス ガメサ リニューアブルエナジー社(本社スペイン) |

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