JRE、青森県・七戸十和田風力発電所の商業運転を開始

青森県・七戸十和田風力発電所

ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(東京都港区、代表取締役社長:竹内一弘、以下「JRE」)は、同社と東北電力株式会社(宮城県仙台市、取締役社長:樋󠄀口康二郎)が青森県青森市、十和田市、七戸町で建設を進めてきた「JRE 七戸十和田風力発電所」が商業運転を開始したと発表しました。

同発電所の年間総発電量は一般家庭約 25,700 世帯分の一年間の電力消費量を賄うことができ、年間約 50,000 トン※1(杉の木に換算すると約 358 万本分※2)の CO₂排出削減効果が見込まれます。

JRE と東北電力は、2020 年 9 月に東北地方で開発する風力発電事業を共同で出資する共同投資契約を締結し、本年 11 月には共同プロジェクトとしては初となる「JRE 鶴岡八森山風力発電所」が運転を開始しました。現在は「JRE 折爪岳南第一風力発電所」(岩手県・設備容量 46,800 kW)、「JRE 宮城加美町ウインドファーム」(宮城県・設備容量 42,000kW)を共同事業として建設しています。

青森県は 2016 年 3 月に策定した「青森県エネルギー産業振興計画」において再生エネルギーの普及拡大に努め、低炭素型の地域社会を目指すことを掲げています。JRE は同プロジェクトがその目指す姿に大きく寄与できることと考えています。

JRE は今後も地域に根差した発電所の運営を目指すとともに、再生可能エネルギーによる発電所の開発を通じ、脱炭素社会の実現へ向け貢献します。


※1 温暖化対策法に基づく電気事業者ごとの排出係数(0.000445)で算出
※2 杉の木 1 本が年間で平均 14 kg の CO2 を吸収するとして算出




◆ プロジェクト概要 ◆
発 電 所 名 JRE 七戸十和田風力発電所
事業会社名 合同会社 JRE 八幡岳 (JRE・東北電力の合弁事業体)
所在地 青森県青森市、十和田市、七戸町
運転開始日 2021 年 12 月 28 日
設備容量 33,600 kW(4,200 kW×8 基)
出力規模 30,500 kW
年間計画発電量 約 11,300 万 kWh
売 電 先 東北電力ネットワーク株式会社

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