【日立造船】
日立造船株式会社(大阪府大阪市、三野 禎男社長兼 COO)と鹿島建設株式会社(東京都港区、天野 裕正社長)は、グリーンイノベーション基金事業として国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が昨年 10 月に公募した「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトのうち「浮体式基礎製造・設置低コスト化技術開発事業」に採択され、2022 年 3 月 18 日付けで事業を開始したと発表しました。
「グリーンイノベーション基金事業」は、「2050 年カーボンニュートラル」の目標達成に向け、NEDO に 2 兆円の基金を造成し、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10 年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する事業です。
日立造船と鹿島は、「セミサブ型ハイブリッド浮体の量産化・低コスト化」をテーマに、浮体式基礎の最適化、浮体式基礎の量産化、及びハイブリッド係留システムについて、共同で研究開発を行います。
日立造船は世界初の旋回式浮体橋「夢舞大橋」や沈埋函など大型海洋構造物を数多く手がけています。鹿島も沈埋函やハイブリッドケーソンなどの大型海洋構造物の設計、施工実績が豊富であり、陸上風力及び着床式洋上風力において国内ではトップランナーです。本研究開発においては、双方がこれまで培ってきた技術力を融合し、その成果を将来の社会実装、さらにはカーボンニュートラル社会の実現につなげられるよう取り組んでいきます。
なお、本件の概要は次のとおりです。
1.公募実施者:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
2.事 業 名:グリーンイノベーション基金事業 洋上風力発電の低コスト化
3.研究開発実施者:日立造船株式会社(幹事会社)と鹿島建設株式会社によるコンソーシアム
4.研究開発テーマ:セミサブ型ハイブリッド浮体の量産化・低コスト化
5.実施期 間:2022 年 3 月~2024 年 3 月末(予定)

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