石油資源開発、網走バイオマス発電プロジェクトへ参画

石油資源開発、網走バイオマス発電プロジェクトへ参画

石油資源開発株式会社(JAPEX、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤田 昌宏)は、北海道網走市の能取工業団地内で開発中の、網走バイオマス発電所2号機 ならびに同3号機からなるバイオマス発電プロジェクトに参画したと発表しました。

本プロジェクトは、自然エネルギー発電システムの開発設計、販売、施工および保守管理を主業とする株式会社 WIND-SMILE(本社:東京都江東区、代表取締役:福留 修蔵、「WS 社」)により計画が立ち上げられたもので、現在は、WS 社が設立した特別目的会社(SPC)である合同会社網走バイオマス第2 発電所と合同会社網走バイオマス第 3 発電所(2 社を合わせて「SPC2 社」)を事業主体として、2 号機は 2022 年 5 月、3 号機は2022 年 12 月の営業運転開始を目指して、建設作業が進められています。

出力規模はそれぞれ9,900kW(2 機合計 19,800kW)で、北海道産の国内材木質チップを燃料に使用します。

同社の本プロジェクトへの参画は、2 号機と 3 号機の開発の進捗にともない、参画企業の追加を検討していたWS 社と、事業運営に関する経験や知見の習得が可能、かつ地域への貢献度の高い再生可能エネルギー案件への参画を目指す同社の方向性が一致したことによるものです。

なお同社は、9 月 30 日付の SPC2 社への出資により、参画手続きを完了しています。

同社はSPC2 社や出資各社とともに、地元の皆さまからのご理解やご支援をいただきながら、環境負荷の低い再生可能エネルギー由来の電力の普及拡大と地域経済の発展へ貢献します。



◆ 発電所概要 ◆
名 称 網走バイオマス発電所2号機/3号機
所在地 北海道網走市能取港町4 丁目
発電方式 汽力
出力規模 2号機/3号機 各9,900kW(2 機合計 19,800kW)
燃 料 北海道産国内材木質チップ100%
売電先 北海道電力ネットワーク株式会社
売電単価 FIT による20 年間固定価格買取、加重平均売電単価約30 円/kWh
(未利用材32 円/kWh:約75%、一般材24 円/kWh:約25%)
着 工 2 号機:2020年9月/3号機:2021年5月
運転開始予定 号機:2022年5月/3号機:2022年12月
事業主体 2 号機:合同会社網走バイオマス第2発電所
3 号機:合同会社網走バイオマス第3発電所

◆ 事業主体概要 ◆
会社名 2号機:合同会社網走バイオマス第2発電所
3号機:合同会社網走バイオマス第3発電所
本店所在地 北海道網走市能取港町3丁目3番2
代表者 代表社員 石油資源開発株式会社
職務執行者 代表取締役副社長執行役員 石井 美孝
出資会社
出資比率
石油資源開発株式会社:94.3%
株式会社WIND-SMILE:5.0%
日本製紙木材株式会社:0.7%

バイオマス発電所

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