日本は再生可能エネルギーで遅れているとか、日本の政府は無策だとか、日本のエネルギー施策について批判めいた報道が散見されます。確かに、日本のエネルギーに占める再生可能エネルギーの割合は、客観的事実として決して高くはないでしょう。
しかし、日本でも多くの人達が、日本の未来のために、新たなエネルギーとしてクリーンな発電や燃料、蓄電の技術に挑戦していることも事実です。そこに目を向けることなく、ネガティブな報道が大勢を占める日本のマスコミこそが問題なのかもしれません。
さて、今日、取り上げるのは、台風もエネルギーに変換できる「垂直軸型マグナス式風力発電機」です。略して、「マグナス風車」と呼ぶそうです。台風は大きなエネルギー源ですから、それを人々の生活に利用できるのであれば、とても有効であることは間違いありません。
それを、電気が普及していないマダガスカルで活用しようという試みには、「すごいな」と素直に思ってしまいますし、拍手を送りたくなります。このマグナス風車を開発している会社は「チャレナジー」という社名なのですが、その社名(チャレンジとエネルギー)からも熱い意気込みがよく伝わってきます。
繰り返しになりますが、日本でも、新しい未来に向けて頑張っている人はたくさんいます。
マグナス風車が台風をエネルギーに変換するように、私自身もネガティブな社会情勢をエネルギーに変換して頑張っていければ良いなと思います。
台風もエネルギーに変える風力発電機のチャレナジー、マダガスカルで現地調査を開始
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