AGCの太陽光発電ガラス、シンガポール工科大学で採用

AGC、太陽光発電ガラスがシンガポール工科大学で採用

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、同社の太陽光発電ガラスが 2024年にオープン予定のシンガポール工科大学のブンゴル新キャンパスに採用されたと発表しました。

シンガポール工科大学のプンゴル新キャンパスは、シンガポール建設局によって設けられたSLE(Super Low Energy)認証(従来の建物で必要なエネルギーを省エネと創エネで40%以上を削減した建物に与えられる認証)の取得を目指し、エネルギーの供給元を分散化して地域の再生可能エネルギーの有効活用を可能にするマルチエネルギー・マイクログリッド*1 を、東南アジアで初めて設置する予定です。

同キャンパスのフードコート天窓部分に設置されるAGCの太陽光発電ガラスは、このエネルギー源の一つとして採用*2 され、同キャンパスの大規模発電所への依存度低減に貢献するとともに、ガラス本来の特長である自然採光も可能となり、明るい空間を演出します。

これらAGCの太陽光発電ガラスの特徴に加え、本件の受注窓口であるAGCアジアパシフィック社(本社:シンガポール)が、基本設計から材料供給、施工までのサービスをワンストップで提供している点も評価され、採用にいたりました。


* 1 マルチエネルギー・マイクログリッド
大規模発電所の電力供給に頼らず、電力消費者の近くに小規模な発電施設を設置し、分散型電源である太陽光、蓄電池、EVなども利用することで安定的に電力を供給する仕組み。

*2 本キャンパスでのAGCの太陽光発電ガラス採用面積は約400㎡、定格出力57.7Kwp相当。定格出力とは一定の条件(標準状態)のもとで太陽光設備がどの程度の発電能力を持つか示した値。



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