TLP方式|風力発電所の専門用語

TLP方式
TLP は、Tension Leg Platform の略。
海洋風力発電所の浮体を係留する方式の一つである「緊張係留方式」のこと。

TLP方式は、海底基礎との緊張係留による高い安定性により、今後の主流となりうる 15 MW クラスの大型ウインドタービンをコンパクトな浮体に搭載することが可能なため、発電コストの低減が期待されます。また、TLP方式の係留索は、100 m 水深を例とした場合、他の係留方式に比べて海面下での占有面積を 1 / 1,000 程度に抑えることができ、漁業や船舶運航など既存事業への影響をより小さくするため、優れた社会受容性が期待されます。






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