【 岩谷産業株式会社 】 完成イメージ
岩谷産業株式会社(本社:大阪・東京、社長:間島寬、資本金 350 億円)は、神戸ポートアイランド(兵庫県神戸市)に新しい研修所を建設します。同社は 1930 年の創業以来、LP ガスのリーディングカンパニーとして、また産業ガスやマテリアル事業などを中心に事業を展開しています。1941 年に取扱いを開始した水素事業についても、さまざまな取り組みを行っており、同研修所を水素の利活用を通じ脱炭素社会の実現に向けた発信拠点とするとともに、水素エネルギー事業の推進に資する多様な人材の育成を目指します。
新しい研修所においては、環境に配慮したエネルギー源として、純水素型燃料電池や当社 J-クレジットを活用したカーボンオフセットな LP ガスや太陽光発電などが導入される予定です。将来的には、自社で調達したグリーン水素やグリーンLPガスなども活用し、二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルな研修所を目指します。
建設場所となる神戸市は、他都市に先駆けて「水素スマートシティ神戸構想」の下、カーボンニュートラル実現に向けて積極的に取り組んでいます。神戸空港島においては、同社ほか 6 社で構成する技術研究組合「HySTRA」の液化水素の受け入れ基地もあり、同社事業との親和性もあります。
また株式会社大林組(本社:東京、社長:蓮輪賢治)の設計施工により、大規模高層建築物では珍しい木材(「オメガウッド(耐火)」:大林組耐火木材技術)を使うことで CO2を固定化し、カーボンニュートラル実現に向けた先進的な研修所を目指します。大林組とは、国内有数の水素エネルギー研究開発拠点である当社中央研究所・岩谷水素技術研究所においても共同で、建物への液化水素冷熱を利用する日本初の実証に着手するなどの取り組みも行っています。
岩谷産業は 2030 年に創業 100 周年を迎えます。「住みよい地球がイワタニの願いです」の企業スローガンの下、新たな研修所においても「世の中に必要」となる人材を育成していくとともに、脱炭素社会の実現への取り組みを加速し、企業価値向上に向けて取り組みます。
■新研修所概要
(1)所 在 地 : 神戸市中央区港島南町 4 丁目 3 番 1、7 丁目 2 番 1
(2)敷地面積 : 10,065.80 平方メートル
(3)完成予定 : 2024 年 10 月頃

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