ENEOS、Dr.Driveセルフ福島北幹線店に水素ステーションを開所

ENEOS、Dr.Driveセルフ福島北幹線店に水素ステーションを開所

ENEOS株式会社(社長:齊藤 猛)は、明日3月29日に、Dr.Driveセルフ福島北幹線店(福島県福島市、運営者:株式会社クラシマ)の敷地内に水素テーションを開所します。本日、開所を翌日に控え開所式が行われました。同ステーションは、次世代自動車振興センターによる「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」、福島県による「福島県水素エネルギー普及拡大事業(水素供給設備導入支援事業)」の採択を受けており、定置式として福島市内初、東北圏において同社初の水素ステーションとなります。

同ステーションでは、敷地内に設置した水電解型水素製造装置にて、系統から受電した再生可能エネルギー電気を用いてCO2フリー水素を製造し、販売します。また、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と連携し、福島県浪江町の「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で製造した水素の販売も検討されています。

同ステーションは、地域の燃料電池自動車(FCV)の他、ジェイアールバス東北株式会社が導入予定である燃料電池バスの水素充填拠点として活用される予定です。同社は、福島県、福島市、自動車会社などとの連携を強化し、同ステーションの運営を通じて、東北圏におけるCO2フリー水素の利用拡大・普及に取り組みます。

同社は今後も、水素ステーションネットワークの拡充に加え、省スペース型の水素製造設備や、再生可能エネルギーを活用した水電解による水素製造装置などの積極的な投入により、水素の活用を通じてカーボンニュートラル実現に貢献していきます。

<Dr.Driveセルフ福島北幹線店水素ステーション概要>
・開所日: 2023年3月29日
・所在地: 福島県福島市北矢野目字台田18-1
・運営者: 株式会社クラシマ
・敷地面積: 698.88㎡ ※水素ステーションの総面積
・形態: 併設型
・供給方式:水電解オンサイト方式とオフサイト方式の併用
・水電解装置の水素製造能力:100N㎥/時(商用水素ステーション用途にて国内最大)
・供給能力:300N㎥/時
・燃料電池自動車1台に充填できる水素量が最大50N㎥の場合、1時間当たり6台程度に充填可能な能力
・備考:当社50カ所目
 (東北圏:1カ所、関東圏:32カ所、中京圏:9カ所、京阪神圏:3カ所、九州圏:5カ所)

<Dr.Driveセルフ福島北幹線店水素ステーションの構成>

ENEOS、Dr.Driveセルフ福島北幹線店に水素ステーションを開所

ENEOS株式会社のホームページへ



【過去記事】 配送NW|水素・アンモニア供給


【最新記事】 配送NW|水素・アンモニア供給