四国電力など6社、坂出バイオマス発電事業を共同実施

坂出バイオマス発電所

四国電力株式会社、株式会社安藤・間(安藤ハザマ)、東京ガス株式会社、イーレックス株式会社、新光電装株式会社、株式会社坂出郵船組の 6 社は、香川県坂出市において木質バイオマス発電事業を共同で実施すると発表しました。

同事業は、香川県坂出市林田町の港湾地区約 4.4 万平方メートルの敷地に、国内最大級となる出力約 7 万5 千 kW のバイオマス発電所を建設し、海外から輸入する木質ペレットを燃料として発電するものです。これまでイーレックスおよび新光電装が主体となって開発を進めてきた同事業に、四国電力、安藤ハザマ、東京ガス100%出資子会社のプロミネットパワー株式会社、坂出郵船組の 4 社が参画します。

同発電所は、2022 年 11 月に着工し、2025 年 6 月に営業運転を開始する予定であり、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT 制度)を利用し、発電する電気の全量を四国電力送配電株式会社へ売電します。なお、年間発電量は一般家庭約 17 万世帯に相当する約 5.3 億 kWh を想定しており、年間約 24 万トンの CO2 排出削減効果を見込んでいます。

各社は、今後ともそれぞれが保有する経営資源および電力事業のノウハウを活用し、電力の安定供給はもとより、地球温暖化の防止、脱炭素社会の実現に貢献します。



◆ 事業の概要 ◆
発電所名 坂出バイオマス発電所
建設予定地 香川県坂出市林田町(約 4.4 万平方メートル)
事業主体 坂出バイオマスパワー合同会社
出資会社 四国電力:36%、安藤ハザマ:20%、プロミネットパワー:15%、イーレックス:14%、新光電装:10%、坂出郵船組:5%
年間発電量 約 5.3 億 kWh
使用燃料 木質ペレット(年間約 32 万トン)
売電単価 24 円/kWh(再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用)
予定工期 着  工:2022 年 11 月(準備工事の開始:2022 年 4 月)
営業運転:2025 年 6 月


地図
建設予定地

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