九電みらいエナジー、愛知県田原市のバイオマス発電事業に出資参画

愛知県田原市

九電みらいエナジー株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:水町 豊)は、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 COO:石井 敬太)、東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田 正志)と、3社の共同出資による事業運営会社「田原グリーンバイオマス合同会社」を通じて、愛知県田原市臨海工業地域内田原4区において、バイオマス発電所を建設することを決定したことを発表しました。

同事業では、九電みらいエナジーが建設・運転ほか技術全般のサポートを行い、伊藤忠商事が木質ペレットの長期供給を担当、東急不動産が再エネ発電事業の運営ノウハウを提供することで長期安定的な事業運営を目指します。なお、発電所の建設及び運転に要する資金の一部はプロジェクトファイナンスにより調達します。

愛知県田原市では、環境と共生する豊かで持続する地域づくりを基本理念とする「たはらエコ・ガーデンシティ構想」を推進しており、九電みらいエナジーなどは、同市における再エネ発電事業を通じて本構想に貢献します。

九電みらいエナジーは、九州電力グループの再エネ開発の中核会社として、主要再エネ5電源(太陽光・風力・バイオマス・地熱・水力)の開発・運営を一貫して手掛けており、バイオマス発電では既に国内で合計 11 箇所・設備容量約 50 万 kW の事業に携わっています。本事業においても、これまで培ってきた豊富な知見・技術力を活かし、持続可能な循環型・低炭素社会、そしてカーボンニュートラルの実現に向けて取り組みます。



◆ 事業概要 ◆
事業運営会社 田原グリーンバイオマス合同会社
出資者 伊藤忠商事 40%※1、九電みらいエナジー 40%、東急不動産 20%
所在地 東京都港区北青山2丁目5番1号
事業内容 電気供給事業
建設予定地 愛知県田原市白浜2号4-1
発電出力 50,000kW
使用燃料 輸入木質ペレット等
年間発電電力量 約3億 4,000 万 kWh/年
(一般家庭約 11 万世帯分の年間消費電力に相当※2
施 工 東洋エンジニアリング株式会社
運転・保守 株式会社東京エネシス
燃料供給 伊藤忠商事
国内物流 愛知海運産業株式会社
オーナーズエンジニアリング 九電みらいエナジー
着 工 2022 年 11 月(予定)
運転開始 2025 年4月(予定)

※1 伊藤忠商事 100%子会社「青山ソーラー株式会社」経由
※2 1世帯当り 247.8kWh/月(2015 年度)で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」


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