【INPEX】
株式会社 INPEX は、地熱事業を目的とする子会社として設立した株式会社 INPEX 地熱開発 を通じ、インドネシア共和国におけるムアララボ地熱発電事業に参画したことを発表しました。
同事業は、同国西スマトラ州南ソロク県に位置するムアララボ地熱鉱区において、欧州大手総合エネルギー企業の ENGIE、住友商事株式会社及びインドネシアの民間地熱発電事業デベロッパーである PT.Supreme Energy が共同で実施しているものです。
同社は、INPEX 地熱開発を通じ、PT Supreme Energy の子会社であって本事業の権益 30%を保有する PT Supreme Energy Sumatera の 33.333%の株式を取得し同事業に参入します。
同事業で操業するムアララボ地熱発電所は、現在、定格出力約 85MW(メガワット)で商業運転中であり、同国スマトラ島の約 42 万世帯の年間使用電力量に相当する電力を賄っています。同事業は、2019 年 12 月の商業運転開始から 30 年間にわたって、インドネシア国営電力会社(PT PLN(Persero))に地熱で発電した電力を販売する計画です。
INPEXは本年 1 月に発表した「今後の事業展開 ~2050 ネットゼロカーボン社会に向けて~」において「再生可能エネルギーの取り組み強化と重点化」を掲げ、石油・天然ガス開発で培った技術を活用できる地熱発電事業に対する取組みを加速することとしています。今後もエネルギー開発・安定供給の責任を果たしつつ、2050 年ネットゼロカーボン社会の実現に貢献すべく、エネルギー構造の変革に積極的に取り組みます。
所在地 | インドネシア共和国 西スマトラ州南ソロク県 |
定格出力 | 約 85MW(メガワット) |
商業運転開始 | 2019 年 12 月 |
本事業への同社出資形態 | 同社は、INPEX 地熱開発を通じ、同事業に 30%権益を保有する PT Supreme Energy Sumatera の 33.333%の株式を取得し参入 |
電力販売先 | PT PLN (Persero) |
電力販売期間 | 商業運転開始(2019 年 12 月)後 30 年間 |
位置図
名称 | 株式会社 INPEX 地熱開発 |
主な事業内容 | 蒸気・熱水等の地熱エネルギー資源の探査、開発、生産、発電 並びに電気・熱の供給、販売及びこれら事業用設備の操業並びに保守点検等 |

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