【ENEOS】
ENEOS(社長:大田 勝幸)は、横浜旭水素ステーション(神奈川県横浜市旭区)※1 におい
て、本ステーションの敷地内で製造するCO2フリー水素の販売を開始したと発表しました。
水素ステーション内で水電解装置※2 を使用してCO2フリー水素を製造・販売するのは、商用目的としては国内初の取り組みです。
本ステーションは、これまで、同社水素製造出荷センターで製造した水素を販売していましたが、今後は、こうした水素に加え、本ステーションに設置した太陽光パネルで発電した電力と同社グループから調達した再エネ電力(ENEOS CO2フリー電力メニュー※3)を使用して水を電気分解することによって製造するCO2フリー水素を販売します。
また、今年度中には、水電解装置の運転を再エネ発電量や水素需要の状況に応じて最適に制御することを目的とする水素EMS(エネルギーマネジメントシステム)を本ステーションに導入する予定です。
将来的には、水素EMSと様々なエネルギーリソースを遠隔制御するVPP(バーチャルパワープラント)を連携させ、電力需要状況に応じて、水素製造で使用する電力量を抑制、もしくは電力の使用タイミングをずらすことで、安価な電気代でCO2フリー水素を製造することを目指します。
ENEOSグループは長期ビジョンにおいて2040年のありたい姿として低炭素・循環型社会への貢献を掲げており、水素事業はその実現に資するものとして取組みを加速しています。今後は、再エネ電力によりCO2フリー水素を製造する水電解装置の設置ならびに水素EMSを導入した水素ステーションを全国に展開し、当社の水素ステーションネットワーク全体のCO2フリー化を推進します。
同社は、本事業を始めとしたCO2フリー水素の利活用の推進を更に強化し、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標9「産業と技術革新の基礎をつくろう」および目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献します。
※1 次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」対象ステーション
※2 株式会社神鋼環境ソリューション製
※3 同社グループ会社のバイオマス発電所由来の再エネ電気(FIT電気+トラッキング付非化石証書)
を活用
開所日 | 2015年2月16日 |
所在地 | 神奈川県横浜市旭区上白根町1151-5 |
敷地面積 | 926m2 |
供給方式 | オフサイト方式と水電解オンサイト方式の併用 水電解装置の水素製造能力:30Nm3/時 |

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