三菱ＵＦＪ、米国カリフォルニア州の水素ステーション最大手へ出資

【三菱ＵＦＪ銀行】

株式会社三菱UFJ 銀行（取締役頭取執行役員 半沢 淳一）は、三井物産株式会社（代表取締役社長 堀 健一）および株式会社国際協力銀行（代表取締役総裁 前田 匡史、以下 JBIC）などが出資する米国カリフォルニア州で水素ステーションの開発ならびに運営を手掛ける最大手のスタートアップ企業 FirstElement Fuel, Inc.（以下、FEF社）に出資したことを発表しました。

カリフォルニア州は、同州のエネルギー委員会および大気資源局主導のもと、水素を燃料とする燃料電池車（FCEV）が走る世界最大の市場となっています。また、JBIC は州政府との間で、地球環境保全を中心とした広範な分野における日本企業のビジネス促進に向けた連携の強化を目的とする覚書を締結しています。

FEF社は現在、州全体の半数以上の水素ステーションを運営する世界最大級の水素販売事業者であり、今後、2024年までに 49カ所の商用車向けを含む大型水素ステーションを開発・開業していく予定です。

三菱UFJは、FEF 社に対してローンによる支援を実施していますが、本出資を通じて、引き続き同州の水素需給インフラ拡大に貢献するとともに、今般の先駆的な FEF社のビジネスへの関与を起点として、世界的な水素関連事業への取組を加速します。

三菱UFJは、MUFG Way のパーパス（存在意義）である「世界が進むチカラになる。」に基づいて、全てのステークホルダーが、次へ、前へ、と進むチカラになること、そのために全力を尽くすことを企業活動の指針としています。環境・社会と経済の好循環を通じた持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。

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