東邦ガス、豊田通商・トタルエナジーズと水素・合成メタンのバリューチェーン構築で協業

東邦ガス、豊田通商・トタルエナジーズと水素・合成メタンのバリューチェーン構築で協業

東邦ガス株式会社(社長:増田 信之)は、豊田通商株式会社(社長:貸谷 伊知郎)、TotalEnergies(会長・CEO:Patrick Pouyanné、以下「トタルエナジーズ」)と、水素・合成メタンなどを日本に導入するための、バリューチェーン構築に関する事業可能性調査を開始すると発表しました。

東邦ガスと豊田通商は、2021年8月に、中部地区のカーボンニュートラル化に貢献するための協業を開始しました。今回の合意は、両社の協業を拡大・補完する取り組みとして、東邦ガスがLNGバリューチェーンで築いてきたノウハウ、豊田通商の脱炭素燃料ビジネスに関する知見に、トタルエナジーズが有している世界的な燃料供給ポートフォリオを掛け合わせ、最適なバリューチェーン構築に向けた検討を進めていくものです。

具体的には、トタルエナジーズが製造する水素・合成メタンなどの海上輸送、国内受入・配送・利用までのバリューチェーン全体の課題を3社にて洗い出し、実証実験を視野に入れた適地の選定と、導入に向けた実現性の調査を行います。将来的には、製造から販売までの一貫したバリューチェーンを構築することを目指します。

東邦ガスは、中期経営計画に掲げた「カーボンニュートラルの推進」を通じて、持続可能な社会の実現と中部地区のさらなる発展に貢献します。

【トタルエナジーズの会社概要】

トタルエナジーズは、石油やバイオ燃料、天然ガスやグリーンガス、再生可能エネルギーや電力などのエネルギーを生産・販売するグローバルなマルチエネルギーカンパニーです。10万人以上の従業員が、より安価で、よりクリーン、より信頼性が高く、より多くの人が利用できるエネルギーの実現に取り組んでいます。130か国以上で活動するトタルエナジーズは、あらゆる面で持続可能な開発をプロジェクトと事業の中心に据え、人々の幸福に貢献します。

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